ビジネス文書に「日付」を入力することは少なくないと思います。便利な「今日の日付」を簡単に入力できる方法をご紹介します。
目次
西暦で今日の日付を入力する場合は、今日の年号「2023年」を入力します。
変換し確定のEnterキーを押すと、画像のように今日の日付の入力をするか確認されるので、そのままもう一度Enterキーを押します。
今日の日付が入力されました。
元号での入力も同じです。今の元号「令和」と入力すると、今日の日付を入力するか確認されます。
そのままEnterキーを押すと入力完了です。
文書を開くたびに「今日」の日付に更新される日付の入力も可能です。
「挿入」タブの「テキスト」グループにある「日付と時刻」をクリックします。
「日付と時刻」ダイアログボックスが開くので、言語を「日本語」、カレンダーの種類は元号なら「和暦」・西暦なら「グレゴリオ暦」のどちらかを選択し、お好みの表示形式を一覧から選択します。
右下の「自動的に更新する」にチェックを入れてOKをクリックすると、自動更新の日付が入力されます。
自動更新の日付は Shift + Alt + D のショートカットキーでも入力可能です。
この時、日付の表示形式を任意のものにしたい場合は「日付と時刻」ダイアログボックスで表示形式を選択した際に「規定に設定」のボタンを押しておきます。
これでいつでも決まった表示形式で入力ができます。
自動更新の日付はファイルを開くと自動的に現在の日付に更新されますが、手動で更新することもできます。
挿入した日付の上で右クリックし、「フィールドの更新」を選びます。
または、日付の上をクリックした状態で、F9キーを押します。
自動更新の日付を挿入したあと、日付が自動で更新されないようすることも可能です。
挿入した自動更新の日付をクリックし、日付全体がグレーになった状態で「 Ctrl + Shift + F9 」キーを押します。
自動更新の日付がただの文字列に変換されました。
Wordの機能ではありませんが、日本語入力システムの予測入力機能を使って入力することも可能です。
日本語で「きょう」と入力すると予測入力の候補が表示されるので、Tabキーまたは下矢印キーを押していくと、今日の日付が候補に出てきます。
3種類の書式から選ぶことができます。
なお、「いま」で現在時刻を10時39分、午後10時39分、10:39の3種類の書式から選ぶことができます。
こちらの方法ですが、予測入力機能がオフになっていると使うことができません。タスクバー右側の「あ」または「A」を右クリック→「設定」で確認しましょう。
「全般」をクリックし
予測入力が「1文字」以上になっていれば、予測入力が「オン」の状態です。
旧バージョンのMS-IMEをご利用の場合は、同様にタスクバーの「あ」を右クリックしたら「プロパティ」→「詳細設定」→「予測入力」→「予測入力を利用する」にチェックが入っているかを確認します。
「今日」や「今の時間」の入力を効率的に行うには・・・
入力効率をあげることで全体の効率UPも間違いなしです!
※本記事はWindows11、Office2021を使って作成しています。