Word・Excelではいろいろな図形が用意されていて、[挿入タブ]から簡単に図形を挿入することができます。
この挿入した図形に、文字を入力できることをご存じでしょうか?
やり方は簡単です。
図形が選択されている状態で、そのまま文字入力するだけで、図形に文字を入力することができます。
簡単ですね。
やってみれば簡単なのですが、それを知るまでは、どうやって文字入力するのか考え込んでしまう人もいます。以下、教室でよく生徒さんがつまづくポイントやよく質問されることをもとに説明を加えていきます。
通常のWord文書では、キーボードから入力した文字が反映される場所に「カーソル」と言う点滅した縦線が表示されています。
これによって「文字を入力できる」と言う感覚を実は自然に皆さん掴んでいます。
ですが、WordやExcelの図形をクリックするだけではこの文字入力を示すカーソルが表示されません。
カーソルが表示されないので心配になって、「どうやって文字を入力するのですか?」と生徒さんがよく質問されることがあります。
図形を選択た状態で文字入力ができるので、そのままキーボードからタイピングしてください。
でもやはり「カーソルが表示されていた方が文字入力しやすい」と言う方は、
図形を選択して、右クリック⇒[テキストの追加](または[テキストの編集])
を選びましょう
そうすると、図形の中にカーソルが表示され、文字入力の位置が一目でわかります。
カーソルが表示されると、どこに文字を入力するのかわかり安心ですね。
生徒さんから「文字を入力しているのに、何も表示されません」と聞かれることもよくあることです。
これは、図形を挿入してから図形の色を「白」に変えた場合に起きていることがほとんどです。
Wordでは図形を挿入した最初、図形の色は「青」、文字の色は「白」です。
図形の色を白にしてから、文字を入力すると、文字色も白。図形の白と文字の白の為、文字が見えなくなってしまいます。
そういう時は「文字の塗りつぶし」で、文字色を選択しなおしましょう。「白」と「自動」以外を選択してください。
すると入力した文字が見えるようになります。
(※「自動」は見た目は黒いのですが、これは自動で選ばれた色=「白」が反映されるので、文字色が付きません)
文字色を「黒」に設定したら、入力した文字が見える様になりました。
スタッフS
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