今日は生徒さんから「マウスでドラッグする方法以外で列の幅や行の高さを変える方法について」の質問がありました。マウスでドラッグが良く知られている方法ですが、それ以外にも変更する方法があるのでご紹介します。
列や行の幅を変えるには以下の3つの方法を覚えておくと良いでしょう。
- 列番号や行番号の境目をマウスでドラッグする
- 数値で列幅や行高さを指定する
- ダブルクリックでデータに合わせて大きさを変える
以下、それぞれ説明していきます。
列番号や行番号の境目をマウスでドラッグする
まずは一番皆さんが馴染みのあるやり方かと思います。
列と列の境目、もしくは行と行の境目にマウスを合わせ、ドラッグする方法です。
列と列の境目、または行と行の境目にマウスを移動させると、矢印が左右それぞれの方向に向いているアイコンが表示されます。
その状態でマウスをドラッグすると列幅を好きな幅または高さで変えることができます。

複数の列を同時に変更する
さらに複数列を選択しておけば、複数の列を同時に同じ幅に設定することができます。


行の場合も同様に、複数行を選択しておくことで一度で複数行を同じ高さに設定することができます。
一つ一つ長さを整える必要はなく、いっぺんで同じ長さにすることが出来るのでとても便利です。
数値で列の幅や行高さを指定する
列番号もしくは行番号を選択し、右クリックすることにより[列の幅…]または[行の高…]を選択し、表示されたダイアログボックスに数値を入力することにより、幅や高さを変更することができます。

数値を入力します。ここでは行の高さを指定しています。

[OK]をクリックすると選択された行の高さが変更されました。

ダブルクリックでデータに合わせて大きさを変える
列番号と列番号の間、もしくは行番号と行番号の間をダブルクリックすると、入力されているデータに合わせて列幅や行の高さが変更されます。


データ件数が多い場合、下までスクロールして一番長いデータを探すことなく、幅を広げることが出来るのでとても便利です。
以上、列の幅、行の高さの変更方法を説明してきましたがいかがでしたでしょうか?
他にも、[ホームタブ]の[書式]から変更することもできます。余裕がある時に探してみてくださいね。
まとめ
- 列番号や行番号の境目をマウスでドラッグして、列幅や行の高さを変えることができる。
- 右クリック>[列の幅]、または右クリック>[行の高さ]をクリックし、数値入力することで列幅や牛の高さを変えることができる。
- ダブルクリックでデータに合わせて列幅や行の高さを変えることができる。
- 複数の列や行を選択しておくことで、複数同時に列幅や行の高さを変えることができる。
スタッフS
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