MOS(Microsoft Office Specialist)とは、オフィスソフトのスキルを証明する資格です。MOSを取得することは、Word、Excel、PowerPointなどの実用的なスキルの習得や、就職活動でのアピール材料につながります。そのため、パソコンに関する資格の中でも、知名度・人気が高い資格です。
MOSは、パソコンに慣れている人であれば独学でも取得できます。その場合に重要になるのがテキスト選びです。
MOS対策用のテキストは、FOM出版や日経BPなどから販売されているので、どれを選べばいいのか迷っている方もいるのではないでしょうか。
そこで今回は、おすすめのテキスト3つについて、様々な項目を比較していきます。自分に合うテキストを見つけてくださいね。
MOS対策のためのテキストは、バージョンごとに分かれています。
(MOSのバージョンについて、詳しくはこちら:MOSとは?独学で合格するための勉強方法 | メディアックパソコンスクール (pcs.yokohama))
それぞれのバージョンについて、数種類のテキストが販売されていますが、特におすすめの3つをご紹介します。
FOM出版から販売されている「よくわかるマスター」シリーズのテキストです。
MOS試験の内容を1冊でカバーでき、実戦力も養うことができるテキストとして知られています。
特徴は
このテキストは、MOS公式サイトで公表されている出題範囲に合わせた章立てとなっています。出題範囲の各機能について、解説と練習問題、また章ごとの確認問題を通して操作手順を習得していきます。
出題範囲の学習が終わったら、模擬試験で試験形式にしっかり慣れましょう。
模擬試験プログラムは、5回分収録されています。再挑戦モード、ランダム試験、解答動画など機能が充実しているので、効率よく学習を進められるでしょう。
また、現在のスキルを確認できる「スキルチェックシート」や勉強のコツをまとめた「攻略ポイント」といったページも豊富です。
さらに、購入者特典として学習ツールなどをダウンロードすることもできます。
日経BPが出版しているテキストです。
特徴は
「よくわかるマスター」と同じく出題範囲ごとの章立てとなっており、練習問題+機能の説明+操作手順という3ステップで、必要な操作手順を確認していきます。
MOS試験の解答手順や注意点、「受験時のアドバイス」などのページもあります。
注意すべきは、模擬試験プログラムが付属されてないという点。模擬試験で慣らしてから本番に臨みたい方は、このテキストだけでは不十分でしょう。
しかし、新しいバージョンの試験が開始されてから比較的早く発売される、という特徴があります。
早く対策をして試験に臨みたい方におすすめです。
「MOS対策テキスト」と同じく日経BPが出版しているテキストです。
特徴は
機能の解説部分は「MOS対策テキスト」と同じになっています。
違いは「発売日」と「模擬試験がついているかどうか」。
つまり、「MOS対策テキスト」発売後に、模擬試験をつけて発売されるのが「MOS攻略問題集」です。
模擬試験は、FOM出版の「よくわかるマスターMOS 対策テキスト&問題集」と同様、5回分収録されており、ランダム試験(実力判定テスト)を行うこともできます。
日経BPのホームページから、模擬試験の体験版のダウンロードが可能です。気になる方は購入前にチェックしてみてくださいね。
資格取得に向けて、自分に合ったテキストで勉強ができると良いですね。
今回紹介したテキストについて、「Microsoft Office Specialist Excel 365&2019」対策のテキストで比較してみましょう。
表からも分かるように、1番おすすめのテキストはFOM出版の「よくわかるマスターMOS 対策テキスト&問題集」です。見やすく、問題やアドバイスが豊富なためです。また、模擬試験も収録されているので、1冊で試験までの勉強がカバーできます。さらに、購入者特典である事前学習用のデータは、知っておきたいExcelの基本操作がまとまっているので、基本操作に不安がある方にもおすすめです。
一方、日経BPでは、模擬テストの体験版がダウンロードできるという特徴があります。模擬試験がどのようなものか気になる方はぜひ確認してみてくださいね。
MOSはオフィスソフトのスキルを証明できる人気の資格です。独学で取得するためにはテキスト選びが重要ですね。
おすすめのテキストはFOM出版の「よくわかるマスターMOS 対策テキスト&問題集」。出題範囲の操作手順が見やすくまとまっています。また、模擬試験プログラムや付録で効率よく学習できるでしょう。
日経BPの「MOS攻略問題」も出題範囲を網羅し、模擬テストプログラムが収録されています。パソコンに慣れている方はこちらでも十分学習できるでしょう。
また、模擬テストプログラムはついていませんが、いち早く新しいバージョンの学習をしたい方は、日経BPの「MOS 対策テキスト」をチェックしてみてくださいね。