近年、「デジタル化」「オンライン化」という言葉をよく目にするようになりました。「新型コロナウイルスの感染拡大」や「働き方改革の推進」などの影響により、デジタル化・オンライン化は、身近なところでも加速しています。
便利な世の中になる一方、これまでの方法と変わったことで、戸惑う方も多いのではないでしょうか?
今回は、デジタル化・オンライン化とは何か、またこれらに対応するためにパソコン教室で学習する時のポイントをご紹介します。
目次
「デジタル化」とは、これまでアナログでおこなっていた業務などを、デジタルでおこなうように変化させることです。例えば、紙で管理していた請求書や契約書などをデータ化する「ペーパーレス化」がこれに当たります。業務をデジタル化すると、これまでかかっていた手間や時間を省けるので、効率アップが可能です。
また「デジタル化」には、「デジタル技術やデータを用いて、商品やサービスに新しい価値を創造する」という意味もあります。「収集したデータを分析して顧客満足度の向上を図る取り組み」などのことです。
一方、「オンライン化」とは、パソコンなどの機器をネットワークに接続された状態、現代では特にインターネットに接続された状態にすることを指します。例えば、ビデオ通話で会議をおこなったり、インターネットを通じて買い物をしたりすることが挙げられます。
デジタル化・オンライン化が進んでいる身近な分野について、具体例をご紹介します。
各種申請をインターネット上でおこなえるなど、各自治体でもデジタル化・オンライン化を進めています。例えば横浜市では、マイナンバーカードを持っていれば、オンラインで住民票の写し、戸籍証明などの申請ができるようになりました。オンラインで申請された証明書は1週間程度で自宅に届くので、市役所に行く手間が省けますね。
診察の受付や予防接種の予約などを、オンラインで行っている病院も増えてきました。病院のホームページや専用のフォーム上で、必要事項を入力する形式が多いです。電話と違い、時間を気にせずに予約できるというメリットがあります。予約時に症状や気になる点を入力することで、スムーズに受診できるような工夫もされているので便利です。
2019年12月に文部科学省から発表された「GIGAスクール構想」。小中高等学校などの教育現場で、生徒一人ひとりがパソコンやタブレットといった端末を活用できるようにする取り組みのことです。最新の情報を収集したり共有したり、デジタルならではの学びができるようになりました。また、休校や分散登校になった場合でも、自宅からオンラインで教室とつながることで、学習の機会を確保できます。
オンラインの習い事も増えています。テレビ会議システムや動画配信サイトを使うことで、自宅にいながらレッスンを受けることができるので、通うのが難しい場合でも安心です。また、サークル活動をしている方は、必要な書類などをパソコンで作成する機会も多いでしょう。書類をデジタル化しておくと、共有したい時や引継ぎの時に便利ですよ。
このようにデジタル化・オンライン化が進んでいますが、パソコンに不慣れな方や苦手意識のある方は「難しい」「ハードルが高い」と感じるかもしれません。
そこでおすすめなのが、パソコン教室を活用することです。
パソコン教室では、パソコンの基本操作をしっかり学ぶことができます。
例えば、どの場合にも必要な「文字の入力」。入力をする時のポイントを学ぶと、速さや精度が上がり、効率よく作業することができるようになります。
もちろん、本などで独学する方法もあります。「手軽にできる」というメリットがあるので、独学が向いている方もいるでしょう。でも、分からないことがあった時や学習の進め方に悩んだ時に相談できないので不安、という方も多いのではないでしょうか。パソコン教室なら、質問や相談をしながら学習を進められますよ。
パソコン教室で「ポイントを押さえ」「質問」をしながら学習し、基本をしっかり身につけておくと、これからのデジタル化・オンライン化にも安心して対応できますね。
ご紹介してきたように、身近にところでデジタル化・オンライン化が進んでいます。
デジタル化することで業務の効率が上がったり、オンライン化することで場所や時間を気にせずにサービスを受けられたりするので、大変便利です。
これからも進むデジタル化・オンライン化に対応するために、パソコンの基本操作はしっかりと身につけたいですね。
パソコンの学習には、 「ポイントを押さえ」「質問」をしながら進められるパソコン教室がおすすめです。