オフィスから離れた場所で働く「テレワーク」。「リモートワーク」ともよばれ、近年広く浸透した働き方です。その背景には「新型コロナウイルスの感染拡大」や「働き方改革の推進」があります。テレワークに対応できるようになると、働き方の選択肢が広がりますよ。テレワークに必要なスキルを確認して、パソコン教室で身につけましょう!
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そもそも「テレワーク」とは、 「tele(離れた場所)」と「 work(働く)」の2つの単語を組みあわせた造語です。
総務省は以下のように定義しています。
テレワークとは、ICT(情報通信技術)を利用し、時間や場所を有効に活用できる柔軟な働き方です。勤務場所により、大きく、(1)在宅勤務、(2)モバイルワーク、(3)サテライトオフィス勤務に分けられます。
総務省|テレワークの推進 https://www.soumu.go.jp/main_sosiki/joho_tsusin/telework/
また「リモートワーク」は、「remote(遠隔)」 と「 work(働く)」を組みあわせた造語であり、「テレワーク」とほぼ同じ意味で使われています。
2020年、新型コロナウイルスの感染拡大により通勤や出張を控える必要があったため、テレワークが急激に拡大しました。また、政府は柔軟な働き方を支援する「働き方改革」を推進しています。「通勤にかかる時間をなくしたり働く場所を選べたりすることで、自分の時間と仕事との調和をはかり、健康的な生活を送ろう」という考え方です。
このような背景から、テレワークは今後も重要になるでしょう。テレワークに対応できると、働き方の選択肢が広がりますね。
では、テレワークに対応するためには何が必要でしょうか?最低限として以下の3つが挙げられます。
情報機器としてはスマートフォンやタブレットの方が身近かもしれませんが、長文を打ったり資料を作成するにはパソコンが便利です。
メールをしたりテレビ会議をしたり、オフィスから離れた場所でもコミュニケーションをとるため、またデータのやり取りをするために、インターネット環境(インターネットが使える環境)が必要です。
メールやテレビ会議をするための操作、資料作成ソフトの操作など、パソコンのスキルも欠かせません。
「テレワークでは、パソコン操作が分からない時に周りの人に聞けなくて困っている」というお話を聞くこともあるので、しっかり身につけたいですね。
テレワークにはパソコンのスキルが必須ですが、職種や業務によって、求められることは変わってきます。企業独自のシステムや専門的なソフトを使う場合もあるでしょう。
しかし、どんな職種でも、少なくても以下のスキルは必要になります。
パソコン操作の基本、タイピング(キーボードを使って文字入力を行うこと)。タイピングが早いと、その分仕事のスピードもアップします。また、ファイル操作などの基礎的なスキルは必須です。
遠隔で仕事をする場合、メールやテレビ会議でコミュニケーションをとることが多いでしょう。特にメールは、複数の人に送信したりデータのやり取りをしたり、使いこなせると良いですね。
様々な仕事に欠かせない資料作成。資料作成ソフトとしてよく使われるのが「Microsoft office(マイクロソフト オフィス)」のWord(ワード)、Excel(エクセル)、PowerPoint(パワーポイント)です。これらの操作が問題なくできると、業務を効率よく進めることができます。
以上のようなスキルは、パソコンの操作に慣れている方は既に身についているものが多いでしょう。
一方でパソコンに不慣れな方、これから学習を始める方がスキルを身につけるためには、「パソコン教室での学習」がおすすめです。独学でも可能ですが、パソコン教室では基礎から効率よく学ぶことができます。また、分からないことを質問して解決しておけると良いでしょう。
新型コロナウイルスの感染拡大時に注目された「テレワーク」という働き方。働き方改革の一環として、今後も様々な仕事で取り入れられるでしょう。柔軟な働き方に対応できるように、テレワークに必要なパソコンのスキルを身につけられると良いですね。パソコン教室では、基礎からスキルが身につく学習ができるので、これから学習を始める方におすすめです。