Microsoft Office(マイクロソフトオフィス)とは、Microsoft(マイクロソフト)社が提供しているビジネス用アプリケーションソフトのことです。略して「Office」と呼ばれることも多く、ワープロソフトの「Word(ワード)」や表計算ソフトの「Excel(エクセル)」など、複数のアプリケーションがセットになっています。「買い切り型」のパッケージでは、Office 97、Office 2000、Office 2003…とバージョンアップを重ねており、現在の最新版が「Office 2019」です。
Office 2019では何が新しくなったのでしょうか?Office 2019と、1つ前のバージョンであるOffice 2016の違いをチェックしましょう。
Office 2016とOffice 2019では、対応するOSが違います。
Windows版Office 2016では、Windows 10、Windows 8.1、Windows 8、Windows 7に対応していますが、Office 2019では、Windows 10のみに対応しています。
Office 2016からOffice 2019への買い替えを検討されている方は、お使いのパソコンを確認してみてくださいね。
Office 2019では、サポート期限に変更がありました。
Office 2016では、メインストリームサポート期限5年と延長サポート期限5年の合計10年のサポート期限があります。それに対しOffice 2019のサポート期限は、延長サポート期限が約3年短縮され、合計約7年です。
サポート期限が終了すると、セキュリティ更新プログラムの提供がなくなってしまうので注意しましょう。
Office 2016とOffice 2019では、含まれるアプリケーションも違います。
Office 2016では、Word、Excel、PowerPoint、Outlook、OneNote、Access、Publisherの7種類のアプリケーションが提供されます。(Access、PublisherはWindows PCのみ)
一方、Office 2019で提供されているのは、Word、Excel、PowerPoint、Outlook、Access、Publisher、Project、Visioの8種類のアプリケーションです。(Access、Publisher、Project、VisioはWindowsのみ)
Office 2019には、OneNote が含まれないので、必要な方は「OneNote for Windows 10版」など代わりになるアプリケーションを利用しましょう。
Office 2019では、さまざまな機能が追加されました。
Word、Excel、PowerPointなど、それぞれのアプリケーションで操作性が強化されています。主な新機能は、翻訳機能、3Dモデルの挿入機能などです。
Office 2019とOffice 2016の違いをご紹介してきました。Office 2019では便利な機能が追加されましたが、対応OSやサポート期限がOffice 2016と異なるので注意しましょう。買い替えを検討している方は参考にしてみてくださいね。