ＧＩＧＡスクールとは
Global and Innovation Gateway for All
実は前倒しで始まった
ＧＩＧＡスクールのＧＩＧＡとは「Global and Innovation Gateway for All」の略です。日本語に訳すと「（こども）全員に国際的で革新的なチャンスを与えよう」になります。合言葉は「誰一人取り残すことのない個別最適化された学び」と「１人１端末」でう。
２０１９年１２月に文部科学省は「多様な子供たちを誰一人取り残すことのない、公正に個別最適化された学びの実現」を目指しＧＩＧＡスクール構想を発表しました。しかし翌年２０２０年に新型感染症により学校教育の現場は大きな影響を受けます。同年４月７日、文部科学大臣は臨時の記者会見を開きＧＩＧＡスクール構想を前倒しすると発表しました。（https://www.mext.go.jp/b_menu/daijin/detail/mext_00051.html）
GIGAスクール構想の実現について（文部科学省）
https://www.mext.go.jp/a_menu/other/index_00001.htm
「横浜市におけるＧＩＧＡスクール構想」について（横浜市）
https://www.city.yokohama.lg.jp/kurashi/kosodate-kyoiku/kyoiku/plankoho/plan/giga.html
学校現場は準備不足です
発表から半年経たずにスタートしたＧＩＧＡスクール構想ですが新型感染症で休校が相次ぎ、大混乱しているさなかに前倒しして実施しているため計画も準備も十分とは言えない状況です。さらに現場の先生たちにもしっかりとした教育が届かず現時点では「学校によって差が出る」状態での見切り発車となってしまいました。しかし、ＧＩＧＡスクール構想自体はとても素晴らしくこどもたちの将来には有益な方針であることは間違いありません。第４次産業革命の後の高度情報化社会で子供たちが活躍するためにはインターネットやパソコンなどのＩＣＴを上手に活用できるスキルと知識が必要です。 すでに小学生からスマートフォンでゲームをしたりYoutubeを見たりしている状況で、実は学校よりも子供たちの方が進んでいるのです。準備不足が故にＩＣＴ教育の難民にならに様に適切な教育をすべての子供たちに受けさせるには専門的な知識をもつ先生が必要です。
